お題「初めて一人旅をします。一人旅でよかった場所、一人旅初心者におすすめの旅行先を教えてください。」
初めてお題から投稿します。
一人旅。
大学4回生の夏休み。
就職も決まって、軽やかな気持ちで学生生活の最後を満喫しようと北海道へ一か月の自転車ツーリングを実行した。
なぜ一人旅を選んだのか。
それまでは、友達同士で走ったりしていたが、一緒に何日もいるとやはりケンカもするし行きたい場所も変わってきたりする。なんか最後のほうはあまり楽しめないことが多かった。
一人のほうが気楽でいいのではないか、そんな単純な気持ちで一人旅を選びました。
北海道は夏に2回ほど行っており、お気に入りの場所だったので最後の夏休みは行こうと決めていた。
敦賀からフェリーで小樽へ渡り、小樽から道北の稚内手前の問寒別まで輪行。
そこから走りだし、
稚内、利尻、礼文、宗谷岬、猿払、サロマ湖、石北峠、旭川、富良野、狩勝峠、帯広、菅野温泉、然別湖、足寄、オンネトー、阿寒湖、屈斜路湖、川湯、裏摩周、中標津、根室、納沙布岬、霧多布岬、厚岸、釧路
実に1か月のロングツーリングでした。
詳細は下のリンクへ!
最初は一人旅って孤独なんじゃないかと思っていました。
終わってみたら、孤独とはほぼほぼ無縁の旅となりました。
北海道は一人旅の人が多いです。
一人旅同士だと話掛けやすいということもあります。
このツーリングでも、最初のフェリーで自転車ツーリングをしている同い年の男性と意気投合し、30時間の船旅は退屈せず過ごせたし、小樽から問寒別の輪行中にも女性と話が盛り上がりなんと宿泊施設まで紹介していただいたり。
その後は利尻島にわたってからも、男性と知り合いになり1週間ともにした。
利尻の山小屋では2泊もして、たくさんの人と知り合いになった。
このような感じで、キャンプ場や宿泊施設などで必ずと言っていいほど誰かと話す機会があって、その時だけだけど知り合いになることが出来た。
一人であることで、いろんな方とすぐ溶け込めることができた。
次の日には別れ別れになるので一期一会の出会いだし、お互いに気を使わなくていい。
当時はスマホなんてない時代。
お互いに住所交換なんかして、社会人になって10年くらいは年賀状のやり取りをしていた方もいました。
また、一人ならではのメリットもある。
好きな時に好きな場所に好きなだけいることができる。
景色を見るのが好きな僕にとっては、このメリットは最強でした。
例えば利尻山に登ったときも、山頂では景色の良さに見とれて2時間も滞在してしまった。
友達が一緒だったら、「早く降りようぜ」と言われていたか、言われなくても気兼ねして早々に降りていたでしょう。
同じ場所に2時間もいるなんて退屈に感じる人も多いはずだから。
その日の宿を決めるのも自由だし、夜寝る時間、朝起きる時間も自分の思うまま。
眠れない夜はテントの中でロウソクを灯しながら読書をし、朝日が気持ちよければコーヒータイムを楽しんだり。
孤独を感じたら、隣のテントの人に話かけたり。
北海道なら宿泊場所は「ライダーハウス」や「とほ宿」、「ユースホステル」が良いと思います。こういった施設は談話室のような場所があって、夏ならばだいたい誰かがいたりします。
話すネタが無ければ「今日はどこから来られたのですか」「明日はどこにいくのですか」「オススメの場所を教えてください」と、この答えやすい会話から始めてみるのがオススメです。
中にはクセのある人もいたりしますが、その場合はあまり深入りしなければOK。
あ、僕みたいについつい自分のことばかり話す親爺は嫌われるので要注意かもw
なにはともあれ一人旅は楽しいことが多いこと間違いなし。
こんなこと書いていたら、一人旅したくなってきた。