20数年前、和歌山で勤務していたときに四日市への転勤を命じられた。
関西育ちの僕は、三重県の四日市はやはり「四日市ぜんそく」のイメージしかなかった。
コンビナート、工業地帯、煙突、、、。
部屋を探すために最初に近鉄電車で四日市に訪れたとき、夜に着いたのですが駅直前で工場の夜景を目の当たりにして、「工業地域の四日市にきたんだなぁ」と思ったものでした。
四日市駅前のホテルで一泊し、翌日は部屋を探しに不動産屋さんへ。
不動産屋さんの言葉が関西弁だったのがすごく不思議だった。
四日市は関西弁なんだな、とこの時思った。
最初に住んだところは日永というところ。
旧東海道が近くを通っていた。
幹線道路沿いだったので車の音がうるさかったし、
風向きによって工場の匂い(何の匂いかよくわからないけど)みたいな臭いにおいがして、服が臭くなるのがちょっと嫌でした。
日永から引っ越しをするまでは、あまり四日市のイメージは良くなかったです。
そんな四日市初上陸から20数年たった今では、四日市の街が好きになっています。
今住んでいるのは菰野町付近の田舎な場所なのもあるけど。
西の方をみると、鈴鹿山脈の山並みがきれい。
名古屋に行くにも45分くらいだし、ドライブで少し走ると自然豊かな山の中に行ける。
温泉もすぐ近くに湧いている。
ナロウゲージのあすなろう鉄道は珍しいし(たまに乗りに行ったりします)
南に行けば、伊勢神宮へも高速使えば1時間ちょっとで行けるし(20年で2回くらいしか言ってないけど笑)、もう少し南にいけばVISONにも行ける(こっちは1年で2回くらい行った)。
僕の趣味のラジオも、つボイノリオさん、北野誠さんなど好きなパーソナリティがいらっしゃるし。
不便さもない程よい都会感とちょっと行けば自然を満喫できる非常にバランスのいい都市だと思います。