四日市にいると紅葉の名所と言えば御在所や湯の山温泉当たりになると思う。
とくに御在所は山頂から紅葉が始まってだんだんふもとに降りてくるので長い間楽しむことができる。とか言いながら、なかなか山頂などは登山をしなくてはいけないし、ロープウェイも高いのでなかなか行けないのだけど。
で、最近知ったのが水沢のもみじ谷。
いつも景色を見に行っている宮妻峡展望台に行く道の手前にあった。
もみじ谷という地名は知っていたけれど、名所とは知らずにいつもスルーしていました。
最近ネットで知ったのですが、なんとこの場所で百人一首の歌が歌われたというのです。
「奥山にもみじ踏み分けなく鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき」
かるたをやったことのある人は耳馴染みのある歌だと思います。
作者は誰だったか、ネットで調べたら猿丸大夫という人らしい。
この場所でこの歌が生まれたと聞くとなんかロマンを感じますよね。
そのことを知ってから、紅葉の時期はもみじ谷に行くぞ!と決めていました。
11月も終わりの28日に向かいました。
なんとまだ紅葉は始まったばかりで、緑の葉のほうが断然多かった。
ちょっと残念でしたが、赤く色づいている木々もちょっとあったので良しとしましょう。
無料の駐車場にクルマをとめ、谷に降りていきます。
駐車場前の看板に志を入れるボックスがあったので、気持ちばかり入れてきました。
さて、肝心の紅葉はどうなっているかというと、、
これが全部紅葉していたらさぞかしきれいだったんだろうなぁ。
ゆっくり谷を下っていき、舗装路にでていくと、小さな露天商があった。
水沢茶とか野菜とか色々売っていました。
おいしそうなクッキーが売っていたので思わず買ってしまった。
多分明日くらいから急に寒くなるらしいので、あと一週間もすれば見ごろになるのかな。今年の秋は暖かかったですからね。
一週間後に時間あればまた行ってみようとおもいました。
そうそう、万次郎クッキーは甘さがかなり控えめでお茶の苦みが前にでてきて個人的にすごく好きな味でした。家族の皆にも好評でした。