風の谷のナウシカという映画を中学生のころだったかリアルタイムで映画館で観た。
作風や音楽がすごく気に入って、アニメージュの解説本をむさぼり読んだり、サウンドトラックもすべて集めて毎日のように聴きまくっていました。
王蟲の動きとか、腐海の描写、メーヴェの挙動、巨神兵の破壊力などに魅了されて何度も映画を観返していました。
当時漫画本が出ていたのも知っていて、読んでは観たものの、映画とはストーリーが違っており、思考が子供だった僕には全く刺さらず、ずっと敬遠していました。
最近になって、ふとナウシカの漫画本をAmazonで検索し、レビューを見てみると、やはり面白そうだな、と思い始めて、いつか7巻全部大人買いしようと思っていました。
5千円近くするし、面白く無かったらもったいないなぁ、と貧乏性の僕はずっと躊躇していました。
それが、今日図書館に行って何気なく棚を見ていたら、なんと置いてあったのです。
置いてあったのは風の谷のナウシカの豪華装丁本、2冊セット。
7巻が2冊の中に入っていて、ハードカバーになっているとっても重たい本です。
思わず借りてしまいました。
早速読み始めていくと、面白くてあっという間に3章まで読んでしまいました。
もうすでにここまでで映画のお話は終わっています。
しかも映画とはだいぶ違っており3章の時点ではまだなにも解決していないのです。
碧き衣をまとった鳥の人は金色の野に降り立ったところの描写はあったんですけどね。
中学生の頃読んだ時は全然惹かれなかったのだけど、今読んだらすごく面白い。
結末を全く知らないのでしばらく楽しめそうです。