ミライの音~ゆるゆるな人生の楽しみ方

趣味のドライブや音楽、バンド、地元三重県の情報など綴ります

京都で旧友に会う

大学時代の友達と数年前から「会いたいねえ」と言っていたのですが、僕が土日出勤必須の職業のためなかなか会うことが出来なかった。ようやく段取りが付いたと思ったらコロナでかなわずにいた。

ここ最近はコロナによる行動制限もなくなったこともあり、なんとか土曜日だけ休みを取って友達と会えることになった。

せっかくなら、学生時代過ごした京都で一泊して周辺を色々回ってみよう、ということになった。

 

まずは宿泊先。

今は民泊などが流行ってきて、リーズナブルに泊まれる施設が増えてきたようです。

今回泊まったのは、

resistay.jp

料金は17,252円(一人3,500くらい)。

時期も2月でシーズンじゃないこともあったのでしょうが、めっちゃリーズナブルでした。

こんなきれいな部屋です(HPより抜粋)

お部屋も広く、5人でちょうどいいくらいでした。

男5人だったので、ダブルベッドは一人一つ、2段ベッド、エクストラベッドでちょうど眠れました。寝る場所はじゃんけんで勝ったものから好きなベッドを選べるようにして結構もりあがりました。

 

入り口はこんな感じでおしゃれです。

おしゃれなエントランス

チェックインは京都駅前のレセプションカウンターでする必要があるので、それが面倒ですが(電車での旅行者向けなんでしょうね)、この施設自体はスタッフが常駐しているわけではなく、入り口で暗証番号を入れて入るシステム。

 

食事をするところはないので、外食するか、部屋に持ち込むか、部屋で作るか、選択することになります。

今回は、錦市場で惣菜や食材を買って鍋でもしようということになり、買い出しに。

錦市場

錦市場を何回か往復して、お刺身やらだし巻き卵やら練り物やらを買って、さらに近くにある大丸の地下で野菜、肉、豆腐や調味料などを調達。

宿に戻って目の前にあるスーパーでビールなどの酒類を買って、おいしそうなたこ焼き屋さんもあったので、それもかっちゃいました。

買ってきたお刺身などをお皿にきれいに盛り付けるとなんか豪華な食卓になりました。

刺身盛り合わせ、なまこ酢

キンパ

京都たこ壱のたこ焼き

これに鍋が加わって、めっちゃ豪華な食事になりました。

最初は居酒屋に行こうか、とも言っていましたがコロナも怖いしゆったりできないかな、ということで却下。買い出しで食材を選ぶ楽しみも含めいい夕食になったと思います。

学生時代の思い出話に花を咲かせながら、おいしい食事とお酒(僕は飲めないのでお茶で)で楽しい夜は更けていきました。

寝る前に朝食を買いにまたスーパーへ。

スーパーは宿の目の前にあるので徒歩30秒。夜は22時までやっているので便利です。

朝食は鍋の残り汁で作るおうどんに決定。

デザートにアップルパイ(半額)を買って帰りました。

翌朝、7時ころに起きて(みんな結構朝早い)、早速うどんを作る。

寒い朝にぴったりのおいしいおうどんでした。

そしてデザートには宿にあったドリップバックのコーヒーを淹れて、アップルパイを頂きます。

何とぜいたくな朝なのでしょう。男5人で堪能します。

 

さて、今日はどこ行こうか。

とりあえず大学近くを歩こうかということで、まず向かったのは北野天満宮

友達の一人が上七軒に下宿していたこともあり、学校から天満宮を通って下宿に遊びにいっていた。

しっかりお参りしたのは受験で来た時以来かなぁ。

北野天満宮

牛の頭も撫でました。

そして北野天満宮といえば梅。

北野天満宮の梅

もう何十年も前の受験のときに習った

「東風(こち)ふかば においおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

この歌、なぜかすごく印象に残っていて好きな歌なんですよね。

その歌を思い出しました。

この歌は藤原道真が太宰府に左遷される前に読んだ歌、と習いました。

自分が太宰府に行っても、東からの風で匂いを送ってくれよ梅の花よ、自分がいないからと言って忘れずにいてくれよ、という意味だったおもう。

 

そんなことを想いながら北野天満宮を後にして次に向かったのはわが母校。

わが母校

だいぶ雰囲気は変わってしまったけど、サークル、ゼミなどで色々なことを学んだ自分にとって大切な場所。懐かしいなぁ。できることならまた学生に戻りたいな。

 

その後はサイクリングクラブでよく走っていた道を思い出トレース。

京見峠の茶屋

京見峠は恰好のトレーニング場所だったので、学生時代もう数えきれないくらい登りました。めっちゃ狭い道もあって、「こんなに狭かったっけ」って思うほど。

でも途中にきれいに整備された道が出来ていたり、走りやすい箇所もありました。

懐かしい気分のまま走っていくと、道風神社という看板を発見。

道風神社

自転車で走っていた時は興味なかったのでしょう、こんな神社あることなど気にも留めなかった。平安期の書家である小野道風を祭っているとのこと。

雪が積もっているのも手伝ってすごく静かな雰囲気がすごくよかった。

拝殿

解説

その後は学生時代の下宿巡り。

もう無くなっているのがほとんどでしたが、そのまま残っていた下宿もありました。

 

そしてお昼ご飯は妙心寺近くにあるラーメン親爺。

ラーメン親爺

僕が下宿していたところの近くだったのに初めて知ったラーメン屋でした。

ラーメン

黒いスープで辛そうな印象でしたが、スープはまろやかで懐かしい味がするラーメンでした。お腹にも優しい感じがしました。めちゃおいしかった。

 

お昼を食べた後は、嵐山方面から9号線老の坂を越えて亀岡までいきました。

懐かしのサイクリングコースのトレースもこれで終わり、近くのファミレスで今回のイベントの精算をしました。

一人8500円!

安い!

宿泊費と夕食、朝食分、ガソリン代も入れてこの値段なので、結構安く済みました。

夕食は作ったり食器洗ったりという手間はかかりましたが久々に合宿気分でワイワイ楽しかったし、こんな感じの集まりも良いなと。

一般的な京都の観光地などはほぼめぐっていないですが、学生時代を懐かしむには十分でした。