CDってほんとに聴かないのかな
iPodやiPhone、スマホが普及しダウンロードやサブスクで音楽を聴く世代って本当にCDって聴かないのかな。
昭和を生きてきたおっさんからすれば、「音楽聴くならCDだろう」と説教の一つもたれたくもなるが、昭和初期のおじいさんからすれば、音楽聴くならレコードだろう」と言われそうですが、、、
でもCDやレコードは割と近い存在だと思う。
パッケージから出して、CDプレイヤーのトレイを開けてCDをセッティングする行為と、レコードをプレイヤーに置いて針を落とす行為は似ているし、なんたって両方ともジャケットがある。(レコード世代の人からすれば、CDのジャケットは小さいし、A面B面の裏返しが無いのは粋じゃないと言われそうですが)
CDやレコードには一曲目から聴くストーリー性があったように思う。
一曲目のエンディングが終わり二曲目が始まる間の感じが好きとか、アルバム一枚通して聴かないと良さが分からない、とか、ありましたよね。
最近の若者の音楽の聴き方
一曲ずつ聴くという人が圧倒的に多いと思う。
サブスクが浸透している今、アルバム単位で聴く人はほんと少ない。
うちの子供たちもLINE Musicで聴いているけど、一曲終わることにポチポチ曲変えてるし。
好きなバンドとかアーチストいるのか、と問うと、特定のアーチストが好きというより、この曲が好き、と曲単位になっている。
あるテレビ番組で若手ミュージシャンが選ぶ平成ベストソングという企画をやっていた。
さぞかし僕の知らないアーチストの曲ばかりなんだろうな、と思ってみていると、、
意外に知っている曲が多く、しかも生まれてないんじゃないのという古い年代の曲も上がってきている。
これはサブスクの効果らしく、関連する楽曲がオススメとして出てきたりするらしい。
また、昔の曲を最近の若手ミュージシャンがカバーした曲を聴いて、ルーツをたどって原曲に行きついたりするらしい。
ここに出てくるハラミちゃんもさぞかしミーハーな最近の流行りの曲ばかりかと思いきや、おっさんも喜ぶなかなか渋い選曲をしているではないか。
サブスクのような聴き方はどうなのかなぁ
僕も一時期サブスクやってみようと思い数か月加入していたことがある。
昔聴いていた懐かしいあのアーチストのアルバムを検索して聴きまくっていた。
その時にオススメに出てきた曲たちを聴いてみたけど、そんなに魅力的ではなかったなぁ。
それならばFMラジオを聴いていたほうがリクエストした人のエピソードなんかや曲にまつわる話など紹介しながら流してくれるので曲について詳しく知れたりするので、こっちのほうがいいなと思った。
やはり僕は古い人間なんだろうか。
このサブスクは転勤で車通勤が無くなってから聴く機会が無くなって解約したのですが、もう入ることはないかなぁ。
とはいいつつ、CDも最近買っていないけれど。
よく考えたら、家にいつの間にかCDプレイヤーが消えて、CDはパソコンでHDに落としてスマホに入れたりするようになったな。
音楽聴くようのスピーカーすらないから、パソコンからオーディオI/F経由でDTM用のでかいスピーカーで聴くか、ヘッドフォンでおとなしく聴くくらい。
昔はミニコンポの前にじっくり腰を据えて、ジャケットや歌詞カード、解説などを読みながら聴いたものですね。
10年後は音楽ってどうなっているんでしょうね。