学生の頃は京都に下宿していました。
もう何十年と前の話です。
学生といえばバイト探し。
バイト探しといえば百万遍にあった「学生相談所」。
下宿からは結構遠かったけれど、単発のおいしいバイトがあったので、結構通っていました。
バイト受付時間には自分も含めて貧乏学生がたくさん集まってきます。
黒板にはたくさんのバイトがいくつも書かれていて、まずはそれを見てどのバイトに応募するかを品定め。
そしていよいよ受付開始時間になります。
係の人がリストの上から順番に読み上げ、希望者は手を挙げます。
手を挙げた数が募集人員より多い場合はそこからジャンケン大会が始まります。
やはり条件のいいバイトにはたくさんの希望者が手を挙げますので、当然ジャンケン大会が始まります。
もう何かテレビ番組を見ているかのような盛り上がり。
多くの希望者のなかから勝ち抜いたときは嬉しさが募ったものです。
いろんなバイトやりました。
イベント会場の設営。仕出し弁当の製造。ホテルの壁クロスはがし、引っ越し屋、配送センターの仕分け。
京都ならではのお祭りのバイトなんかもありましたが、土日はサークルがあったため、また祇園祭などはちょうど試験と重なっていたため参加できなかったのが心残りです。
でも、こうやっていろんなバイトを経験できるのも学生ならではですよね。