ミライの音~ゆるゆるな人生の楽しみ方

趣味のドライブや音楽、バンド、地元三重県の情報など綴ります

映画を観に京都に日帰りドライブした話③リバー、流れないでよ~映画鑑賞編

mirainooto.hatenablog.com

↑前回の続きです。

 

将軍塚を後にして、映画館のある二条へ。

16時前に着いて駅前の駐車場に停める。

ここは平日でも最大660円なので良心的。

 

さて、上映館であるTOHOシネマズ二条はすぐそばにあるんだけど、前々から行きたかった場所があったので、そこに向かう。

その場所は、、、

osumituki.com

 

カフェ パランさんです。

ここはヨーロッパ企画の映画「ドロステのはてで僕ら」の舞台となった場所。

ヨーロッパ企画ファンの僕としては今回の京都訪問が決まって絶対に行こうと決めていた。

カフェ パラン

ちょっとおしゃれな外観のカフェにこんなおっさんが一人で入るのもどうかとは思ったのですが、ちょっと勇気を出して入りましたw。

「お好きな席にどうぞ~」と言われ、奥の方は混んでいそうだったので手前のカウンター近くの席に。

カフェラテ

ちょっと大きめのマグカップなのが嬉しい。

映画が始まるまで2時間あるので、ちょっと時間をつぶそう。

Twitterしたり、Kindleで読書したり、、、

そしたら、隣のテーブルに座っていた女性がお会計の時にスタッフさんと「リバー、流れないでよ」について話をしているのが聞こえてきた。

「めっちゃ面白かったから、もう一回観るねん。」

「!」

そうか、そんなに面白いのかぁ。

と、そわそわ。

1時間くらい経って16:40になった。

ここの閉店が17時だからギリギリになっても悪いな、と思い出ることに。

お会計の時に、自分もヨーロッパ企画さんのファンでこのパランさんに来たこと、今日はリバーの初日の舞台挨拶にきたことをお話した。

そしたらこんなプレゼントをいただきました。

マスターとアヤのメッセージ付きお土産

映画「ドロステのはてで僕ら」のマスターとアヤさんのメッセージ付きのお土産。

中にはクッキーとドリップバッグコーヒー、ステッカーが入っていました。

これは結構嬉しかった。

そして、店内の写真を撮らせていただきました。

(奥のテーブル席はお客さんがたくさんいたので遠慮しました。)

カフェ パラン

映画のポスターもたくさん貼っていました。

入り口方面

映画ではこの入り口からたくさんの訪問者がありました。

素敵なタイル張りの洗面台

雑貨やDVDなども販売

沢山お邪魔してしまいました。

スタッフさんもこのあと17時で閉店後急いで映画館に向かうとのこと。

こんなおっさんを優しく迎えてくれたパランのスタッフさんに感謝です。

フードもおいしそうなものがあったので、次京都来るときは必ずここに来てランチしようとこころに決めました。

 

さていよいよ映画館に向かいます。

TOHOシネマズ二条

Bivi二条という商業施設のなかの4階に映画館があります。

チケット発券

B13

そして今日の本当の目的、映画鑑賞と舞台挨拶を観てまいりました。

感想はネタバレしてしまうので詳細は控えますが、

めっちゃ面白かった(語彙力なくすみません)。

さすがヨーロッパ企画としか言いようがない。

すばらしい作品と思いました。

2分間をひたすらループするのですが、人の記憶は引き継がれるので色々なドラマが生まれます。

執拗にループするところがミソで十数回どころではなく数十回ループします。

言葉で書くと「そんなにループして何が面白いん?」てなるのですが、これは観た人にしか分からない言葉では伝わらないと思います。

また、笑える場面もたくさんあって、あちこちで笑いが生まれてました。こんなに笑える映画久しぶりだった。

一人で行ったのでこの楽しさを共感できる人がいないのが悔しかった、映画終わった後に誰かと話したかったな。

多少無理がある部分もあったけど、総合的にかなり面白い作品でした。

ぜひ劇場で観てほしいと心から思う映画でした。

 

その後舞台挨拶。

登壇者は

上田誠さん(原案・脚本)

永野宗典さん(番頭役)

酒井善史さん(エイジ役)

石田剛太さん(クスミ役)

本上まなみさん(キミ役)

 

豪華な顔ぶれ!

 

皆さんが口にしたのは、この映画が公開できて本当に嬉しい、ということ。

10年に一度の寒波のおかげで雪が積もり過ぎて撮影が中断したり、いくら演技が良くても2分間をオーバーしたり、2分割っても撮り直ししたり、本当に完成するのか不安だったと皆さん口にしておりました。

一番印象深かったのは、本上さんが、このデジタルなご時世、2分オーバーしても編集でいくらでも修正できるのに、あくまでも2分という尺にこだわって撮影した。でもこのこだわりのおかげでチームが一丸となったし、良い作品につながった。というようなことをおっしゃっていました。

こういったこだわりが我々観る者にも伝わってくるのかも、と思わずにはいられなかった。

他にもたくさんのネタバレトークがあり、この舞台挨拶に行けて幸せな2時間半でした。

最後に写真撮影タイムを作っていただいたので、パチリ。

本上まなみさんがきれいでした照。

登壇者のみなさん

そして酒井さんからの、実はここ二条のロビーには「アレ」がおいてあるんです、と発表がありました。

アレについてはネタバレになってしまうので言えないのが苦しいのですが、言えないのです。

アレがロビーにおいてあります

ぜひ行ける方は、TOHOシネマズ二条へ行くとアレが見れるのでオススメです。

その足でカフェ パランさんにも行って(営業時間は17時までなので注意)みると、幸せな日になると思います。

 

舞台挨拶が終わってロビーでアレの撮影をしていたら時間はすっかり21時を回っていました。(アレの撮影のときに、上田さんと酒井さんも出てきてくれました)

 

お腹が空いていたので、晩ご飯はBiviに入っている「京都ラーメンたかばし」さんへ。

京都ラーメン たかばし

たかばしラーメン小の炒飯セット890円を注文。

素朴な醤油ラーメンがおいしかった。

たかばしラーメン小

炒飯

ご飯を食べ終わって満足してましたが、これから三重に帰らなくてはいけません。

時刻は21:20。

映画の余韻もあってそのまま帰るのももったいないと思って遠回り。

学生時代自転車でたくさん走った道をトレース。

千本通(この通りにはたくさん友達が下宿してた)を北に上って今出川通で右折、夜の鴨川(鴨川デルタでは誰か花火していた。いいなぁ。)を渡り、百万遍(学生相談所でよくバイトを斡旋してもらってた)で右折東大路通を三条まで下り左折。という遠回りで京都東インターへ。

そこから高速飛ばして、家に着いたら23:20。

さすがに朝7時前に出発し、いろいろ歩いて、映画見て、と盛りだくさんでしたのでさすがに疲れました。

その日は風呂にも入らずいつの間にか電気つけたまま寝落ち。

熟睡したのか、疲れもすっかり取れ、映画の感動も手伝ってすごく幸せな気持ちで朝を迎えました。

 

振り返るととても自分にとって近年まれに見る充実した一日となりました。

京都っていう街は奥が深いですね。

歴史も文化も人も。

これきっかけに時間作ってたびたび京都を訪れてみたいと思いました。

 

あっ、そうそう、「映画リバー、流れないでよ」は当初全国20か所でしか上映していなかったのですが、7月下旬から18か所増えて38か所に拡大しました。

僕の地元三重県でもイオンシネマ東員で上映が決まったので、2回目も行きたいと思います。

もし、少しでも興味持たれた方がいらっしゃったら、ぜひ観てほしいです!

www.europe-kikaku.com