父親が手術するという連絡が一か月前にあった。
症状もそれほどではなく、内視鏡手術なので体の負担もないから一週間くらいで退院できるとのこと。
さらに病院は面会禁止だから行っても会えないので、来なくてもいいよ、と言われていた。
それなら行かなくてもいいかな、と思っていた。
でも、父親が入院するのは初めてのこと、さらに母親も一週間も一人で過ごすことなんて初めてだ。
ちょっと心配だったのと、入院初日は荷物も多いしそれも手伝う意味でも、実家に行くことにした。
高速を使えば2時間くらいで行けてしまうのでそれほどしんどくはないし。
朝10時には病院に行かなくてはいけないとのことで、朝混んでいて遅れてしまうのもあれなんで、前日の夜に出発。
夜は22時過ぎまで用事があったので、かなり遅くにスタート。
夜の高速は空いているかと思いきや、トラックがたくさん走っていて軽自動車の自分は肩身がめちゃ狭かった。
大津SAで休憩。
夜のSAはなんか静かでいい雰囲気。
真っ暗な展望デッキから琵琶湖方面を眺めてみます。
これ昼間だったらさらにきれいだったんだろうなぁ。
ここでコーヒーと眠気覚ましのグミを買って残り半分の道のりを急いで、翌日の1時少し前に実家に到着。
明日の朝は早いのですぐに就寝。
翌朝病院へ。
病院では母親が付きそいで入院の手続きやら今後のスケジュールなどを確認して終了。
面会禁止なので自分は待合室でまっているだけ。
その後、病院を出てお昼を食べに西宮ガーデンズへ。
ガーデンズって初めて行ったのだけどいいお店がたくさん入っていて、かなりの賑わいでびっくりしました。
ランチのお値段も結構高め。
さすがセレブな街西宮(阪急沿線)だ。
その後、自分が小中学高校と過ごした街をドライブして母親と一緒に懐かしんだ。
びっくりしたのが小学校2年生まで住んでいた40年前の木造住宅が健在していたことだ。あそこだけ時間が止まっていた。
あのころは近所にローソンが出来てなんか嬉しかった記憶があります。
翌日は手術なのでまた病院に。
手術の待合場所は一人しかいてはいけないことになっていて、仕方ないので母親を残し自分は近所を歩いたり、車のなかで待機したりしていた。
手術も無事終わって、担当したお医者さんから手術内容と今後のことを伝えてもらって、そのまま病院をあとにしました。
面会禁止なので病室でねぎらうこともできずに出るのはなんか腑に落ちなかったけれど、コロナも最近増えているので仕方ないんでしょう。
その後、お昼を食べてからまた母親を連れてドライブ。
父親は高齢ということで2年前に車検切れをきっかけにクルマを手放したので最近はドライブしていない。
懐かしいドライブコースを走って道の駅「いながわ」へ。
ここはお蕎麦が有名らしく両親も以前食べておいしかったとのこと。
もうすでにお昼食べてたので蕎麦が食べれなかったのが残念だった。
翌日は仕事なので、もうそろそろ帰らなくてはならない。
一人で過ごす母親が心配しながら帰宅しました。
今回の帰省は親の高齢化を実感するとともに子供の頃の懐かしい光景を見ることで自分も歳をとったなあ、と思った二日間でした。